睡眠とダイエットの関係

こんにちは!トレーナーの早川です!

今回は、実は意外と関係の深い睡眠とダイエットについて書いていきます😊

ダイエットと聞くと、食事制限や運動が真っ先に頭に浮かぶかもしれません。しかし、実は私たちの見えないところで、もう一つ非常に重要な要素が深く関わっています。それが「睡眠」です。

睡眠は単なる休息ではなく、自律神経や代謝、ホルモン分泌といった身体の根幹を司るシステムと密接に連携し、ダイエットの成功を大きく左右するカギを握っているのです。

目次

睡眠不足が自律神経を乱し、食欲を増進させる

私たちの身体は、意識とは無関係に働く「自律神経」によってコントロールされています。

自律神経には、活動時に優位になる「交感神経」と、リラックス時に優位になる「副交感神経」があり、この二つのバランスがとれていることが心身の健康には不可欠です。

しかし、睡眠不足が続くと、この自律神経のバランスが大きく乱れます。特に、常に興奮状態にある交感神経が優位になりがちです。交感神経が優位になると、身体はストレスを感じている状態と判断し、血糖値を上昇させたり、脂肪を蓄積しやすい状態に傾いたりします。

さらに厄介なことに、睡眠不足は食欲をコントロールするホルモンにも悪影響を与えます。食欲を増進させるホルモン「グレリン」の分泌が増え、逆に食欲を抑制するホルモン「レプチン」の分泌が減少することが研究で明らかになっています。

つまり、眠れていないと無性に何かを食べたくなり、しかも満腹感を得にくくなるという、ダイエットには最悪の状況に陥ってしまうのです。夜中に高カロリーなものを衝動的に食べた経験がある方は、もしかしたら睡眠不足が原因だったのかもしれません。

代謝の低下:痩せにくい身体のメカニズム

代謝とは、簡単に言えば、身体がエネルギーを作り出し、消費するプロセスのことです。

この代謝が活発であればあるほど、効率よく脂肪が燃焼され、痩せやすい体質と言えます。しかし、睡眠が不足すると、この代謝機能も低下してしまいます。

主な原因の一つは、成長ホルモンの分泌不足です。

成長ホルモンは、睡眠中に多く分泌され、筋肉の修復や成長だけでなく、脂肪の分解にも深く関わっています。十分な睡眠がとれていないと、成長ホルモンの分泌が滞り、脂肪が燃焼されにくくなるだけでなく、筋肉量も維持しにくくなります。

筋肉は基礎代謝の大部分を占めるため、筋肉量が減れば減るほど基礎代謝が落ち、結果として「痩せにくい体質」になってしまうのです。

また、睡眠不足はインスリンの感受性を低下させることも指摘されています。インスリンは血糖値を調整するホルモンですが、その効きが悪くなると、血糖値がうまくコントロールできず、余分な糖が脂肪として蓄えられやすくなります。これは、将来的な糖尿病のリスクを高めるだけでなく、ダイエットを妨げる大きな要因となります。

良質な睡眠がダイエットを加速させる

では、どのようにすれば良質な睡眠をとれるのでしょうか。具体的な対策としては、以下の点が挙げられます。

  • 規則正しい睡眠習慣: 毎日決まった時間に寝起きすることで、体内時計が整いやすくなります。
  • 寝る前のリラックス: 入浴やストレッチ、読書などで心身を落ち着かせましょう。
  • 寝室環境の整備: 暗く静かで快適な温度の寝室は、深い眠りを誘います。
  • カフェインやアルコールの摂取を控える: 特に寝る前の摂取は、睡眠の質を低下させます。
  • 日中の適度な運動: ただし、寝る直前の激しい運動は避けましょう。

ダイエットは、単にカロリーを制限したり、運動量を増やしたりするだけでは成功しません。

身体の内部システム、特に自律神経と代謝が正常に機能していることが不可欠です。そして、その機能の鍵を握るのが「睡眠」なのです。

十分な睡眠は、食欲を正常化し、代謝を促進し、ストレスを軽減することで、健康的で持続可能なダイエットを強力にサポートしてくれます。今夜から、質の良い睡眠を意識して、理想のボディを目指しましょう💪

生涯快適な身体を🏋️

〜 高槻パーソナルジムSmoooth 〜 
https://smoooooth-gym.com/
〒569-0086 大阪府高槻市松原町7−17 IKYビル 201

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この記事を書いた人

高槻で「Smoooth」というパーソナルジムをやっています。
器械体操歴10年、今はフィジークなどのボディコンテストにハマっています。
趣味は居酒屋巡り

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